難しい問題
タイトルの通り「フランスで」不妊治療を始めました!というか、始めたい!の方が正しい。笑
このことをブログに書こうか迷ったんだけど、フランスでの不妊治療の情報があまりない&情報が古い&パリの情報しかない!てことで、フランスの田舎ではどんなことになるのかリアルな内容を残すべく書くことにしました。
(去年2018年末に書き残しておいたものをアップしています)
2016年4月に結婚して早くも2年半が経とうとしていました。
ぜーんぜん赤ちゃんができる気配がしない。
後から結婚した友人からの妊娠報告はもちろんとっても嬉しい半面、羨ましい気持ちがどうしても出てしまいます。
「どうしてだろう?」
「なんで私は妊娠できないんだろう?」
やっぱりそうやって考えちゃいます。
私は前向きに過ごすために「まだその時期じゃないんだ」って考えるようにしていますが、これがなかなか難しいんですよね〜
でも私達夫婦は国内・海外共に旅行が大好きで、子供がいたらやっぱり難しいので今のうちに旅行楽しんでおけよ〜ってことでまだお空から見守ってくれてるんだろうなぁと思うようにしています。
この手の内容が苦手な人もたくさんいると思うので、この話題のときはタイトルに「不妊治療」と書こうと思います。
苦手な方はこのワードがきたら、そっとブラウザを閉じてもらえるといいかなと思います。
よろしくお願いします。
万年生理不順
私の場合、大学生の頃から超!生理不順で、婦人科へ通っていました。
その頃は婦人科へ行くなんて恥ずかしくて恥ずかしくて母親にも言えませんでした。別に恥ずかしくもなんにもないのにね。
社会人になってから半年来なかったときはさすがにやばいと思って低用量ピルを飲んで毎月生理が来るようにしていたときもありました。
ですが、若い頃って「生理=めんどくさい」というイメージしかなくて、生理の周期が長くてラッキーくらいに思ってしまっていました。
昔の自分を叱りたい。。。
ピルをやめてからも2〜3ヶ月間隔でしかこなくて、日本にいるときはしょっちゅう婦人科へ通っていたんだけど、フランス来てからは行きたいときに病院へいけないので困っております。
結婚して1年くらいは日本に住んでいたので、婦人科に行っては薬を出してもらって生理をこさせる治療をしていました。
あとは排卵がいつか見てもらってタイミング法。てことで日本では一応不妊治療をちょこっとかじっておりました。
でも『排卵もうすぐだね〜1週間後にまた来てください』と言われてまた病院へ行くと排卵せずに消えてなくなるという現象が多々あり、常々『妊娠難しそうだなぁ』と思っていました。
排卵はしているか
フランスへ来てからは日本のように婦人科へ簡単には行けないので、自分でも排卵検査薬を使って無排卵かどうか調べましたが、排卵はちゃんと来てるみたい。たぶん。
基礎体温だとちゃんと二層になっています、低温期が超〜長いけど。
だいたい私の生理周期は普通で50日前後だったんだけど(普通の人は28日くらい)、そのうち高温期は最後の14日で最初の36日が低温期!なっが。
「低温期の期間がやたらと長い」そんな人は胃腸が弱ってるんだって。
きたーーー!私がいつも言われるやーつー!
胃腸が弱ってると血流不足になって生命力が足りないらしいよ。
低温期が長いひとは、生命力そのものを高めよう。〜不妊・婦人科疾患を治す基礎体温の見方 3〜|不妊治療について|コラム|不妊漢方 子宝リトリート 堀江薬局
↑この記事で驚くべきは「浮かないうんちは失格」ってとこ。
まあこれ読んでからトイレで確認するようになったよね。笑
一向に浮きませんが。
あ、下な話ですいません。
排卵検査薬はフランス語で"Test d'Ovulation"です。
排卵検査薬も妊娠検査薬も日本よりも安く売っているので、その点はありがたい!
Amazon.frでも買えるし、薬局でも普通に買えます。
Test d'Ovulation Digital Clearblue Avec Lecture Deux Hormones - 10 Tests
前回日本に帰ったときにちょうど出産して赤ちゃんともご対面できた、とても仲の良い友人が使っていた排卵検査薬の残りをくれました!あざーす♡
助けておくれ、お医者さん
初めてフランスで医者にかかれたのはフランス2年目(2018年)の6月。
↓このときのことは別の記事に書いています。
簡単な身体検査と血液検査をしてもらってその後またすぐ行こうと思ってたんだけど、
予約を取ろうと思ったら「移転するので、8月末まで休業です」とな!
それにともなって7月は予約がいっぱい。
8月はバカンスなのかもな、と思ったけど、まさかの移転での休業。笑
ってことでなぜか9月以降の予約もまだ取れないって状況でした。
9月に入り、何度も電話するもつながらず・・・(たぶん移転準備が長引いた)
結局連絡が取れて予約が取れたのが10月の頭。
移転先がわからんくて迷いに迷いまくって、近所のおばちゃんに助けてもらいながら行ってきました。笑
まだ工事中の建物の一角にキャビネ(診療所)が入っていました。
旦那は仕事が休めなかったので、今回は私オンリー&フランス語オンリーで、先生がGoogle翻訳を駆使しながら会話してくれました。
子供を望んでいるが生理不順であることを伝えると、まずは卵巣の状態を確認するために子宮のエコーをしましょうってことでした。
ここはフランス。
日本みたいにその場で確認!ではなく、もちろんラボや病院へ行かないといけない><
その足で近くの病院行って予約をとってもらいましたが、4週間後。笑
はい、これだよ〜
フランスはこれだからいちいち時間かかるんだよね・・・
エコーのあと、またお医者さんにかからないといけないのがわかってたので、またその足でキャビネ行ってエコーの次の日に予約をとってもらいました。
(電話より直接話したい派。だって電話でのフランス語難しいんだもん><)
フランスで受けるエコーは日本と違った
4週間後の2018年11月29日。
いざ、エコーしに予約した病院へ行ってみると、意外にもやってくれたお医者さんは黒人のおっさん。笑
専門用語が飛び交う中、聞かれていることが全くわからずフランス語のわかる付き添いを連れてこなかったことに怒られながら、もちろん検査台の上でGoogle翻訳を使うわけにもいかず「よくわかりましぇ〜ん」と伝えると身振り手振り&ゆ〜っくり話してくれました。
でもすごく無愛想なおっさんですごく不愉快だった。笑
まず台からして違ったよね。
普通の診察用のベッド。
日本だと足がうい〜んとかあがるやつだと思うんだけど、こちらは普通の水平のベッドだもんだから自分で腰の下にグーした両手の拳を入れてと指示されました。
アナログすぎない?笑
これが結構しんどかった。
お次に「器具を入れます、了承しますか?」といちいち確認された。
「いやいや、エコーしに来てるんだから入れてもらわないと困りますぅ。」って思ったんだけど、ダメって言う人いるんだろうか。聞いてない!とか?
ちなみに妊婦さんがやるようなお腹からのエコーもやりました。
極めつけに時間ね。
15〜20分くらい、じっくりみてくれたよ。
日本の内診とかって正直1〜2分とかじゃない??笑
妊娠したらそりゃ違うのかもだけど、妊娠前の検査なんてちょろっとみて終わりの経験しかなかったもんだから「え、まだやってんの・・・なが!!」ってずっと思っていました。笑
診察が終わって受付に聞きに行ったら「結果は明日の午後以降ね〜」と言われてしまった。
「明日の午前中にかかりつけ医の予約入れちゃったよ〜」と伝えると「あら、そうなの?じゃあちょっと待ってて?」と10分くらい待つと結果をくれた。笑
普通は明日だけど、気を利かせてくれてすぐ作ってくれたみたい!あざーす!
エコーの次の日。
その結果を持ってかかりつけ医のところへ行ったけど「う〜ん、なんの問題も無さそうだね〜。婦人科行ってみようか。」ってことでエコーを取った公立病院の婦人科を紹介されたので、夫に電話してもらって予約を取りました。
(あっち行って〜こっち行って〜。フランスあるある><ホントめんどくさい)
それがその人、その病院には木曜日の午前中しかいないんだとか。元々車で1時間の街にある大きな公立病院で働いているけど、この辺りに産婦人科の先生がいないから代理みたいな形で来ているらしい。
ということで、予約は早くても1ヶ月後からしか空いてなくて、その間に日本へ一時帰国する予定があったのでフランスに帰る翌週に予約を入れてもらった。笑
さすが フランス。
日本で何度もエコーやってるけど、特に問題ありと言われたことはなし。
超生理不順なんだけど、幸い生理痛は全くなし。
とりあえずは生理がちゃんと来るようにちゃんと治療したいな〜と思っています。
--- 2019.06 追記
続きます。
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photo credit: GIRLY DROP