移民局による無料フランス語講座
行ってきました!A2初日。
先日、急にA2コースを受けれることになったことや、準備するものについて書きました。
もうね、色々と予想を裏切ってくれて戸惑いを隠しきれませんが、結論を先に言うと引き続き頑張りますっ!!\(^o^)/
さらに様々な国籍
まず、クラス内の様子について。
先生は1990年生まれの若い女性で、これまではDijonでリセ/高校のフランス語の先生をやっていたそう。
それが移民向けのフランス語教師にと声をかけられ、赴任してまだ半年ほどらしい。
A2を外国人に教えるということは初めてとのこと。
英語がペラペラなので、困っていると英語で助けてくれます。それが良いか悪いかってとこは別にして、とりあえず安心。
さすが、高校の先生だっただけあって、教え方は上手そうだし、話を聞かない人たちの対応もうまい!(相変わらずアラブの方々は常にしゃべっている笑)
笑いを取るのも上手で、親身になってくれる感じもしてとてもいい人そう。
大事なところではちゃんと注意してくれるので「授業をしている!」という感じで、私的にすごくいい感じ。
生徒は本当は22人いるはずらしいんだけど、初日に来ていたは10人だけ。
(先生曰く、初日が説明会を兼ねているので、初日に欠席をするとその時点で受講資格を失うらしいです。)
これまでいた学校とうって変わって、かなり年齢層高め。(たぶん私がちょうど真ん中くらい)
上は50代が3人、下は10代が2人って感じ。
男女比率は、男性4人:女性6人。
ロシア2人、シリア2人、カメルーン1人と、なんとマダガスカルが1人!
そしてまたもや唯一のアジア人の私、という感じでした。
私を含む6人いる女性のうち、5人がフランス人と結婚した妻、でした。
衝撃を受けたのが、フランス滞在7ヶ月のモロッコ人がめっちゃペラペラなんですよ。
先生に「あなたすごい話せるじゃない!」と言われて「だって夫がフランス人だもん!」と答えていて「(え・・・私もなんだけど・・・泣)」となった。
確かに私は努力が足りないかもしれない。
けど、モロッコでは第2外国語としてフランス語が使用されているらしく、ベースが違います。。。
モロッコ人は基本的に既に、ペラッペラなんですよ。
なんでA2コースにいるのかわからないくらい、ぺらぺらなんすよ。ずるい。笑
ちなみにカメルーン人とマダガスカルもフランス語圏のため、ぺらぺら。ただ二人とも読み書きは苦手って言ってました。
そうそう、どうやらA1が同じクラスだった人たちもいたみたいで最初から仲良さそうにしていました。
しかも生徒だけでなく先生が担任だったようで、顔なじみって感じでした。
スケジュールが違う
先生は強調して何度も「A1とA2は全然違う」ということを説明してくれました。
A1は、移民局に課されて行くこともあって、ある程度サボったり遅刻しても怒られるだけで済む。
A2は、任意で行くのもあって、正当な理由(移民局や病院などの予約)以外に欠席することは許されていない、とな。
(ちなみに正当な理由があれば3日までは休めるとのこと)
ここで、私の問題が判明しました。
事前に移民局から手紙でスケジュールがきていたんだけど、初日に先生から聞いたスケジュールとは異なりました・・・
***
聞いていたスケジュールはこちら。
月・火・木・金の8:30〜12:00、13:00〜16:30で1ヶ月間(4月20日〜5月18日)。
そして、先生から聞いたスケジュールはこちら。
月・(火・水・)木・金の8:30〜12:00か12:30、13:00か13:30〜16:00か17:00の1ヶ月間(4月20日〜5月22日)。
***
・・・え?
なんかね、毎週毎日、授業がある日や時間が異なるんだと。
結局全日程のスケジュールを書いてくれて、ある週は火曜日以外の4日あるかと思えば、ある週は月金の2日しかない週もあって、時間もバラバラ・・・
なんじゃこりゃー。
ま、まあ、まあ、それはいいや。。。
で、問題は18日までと聞いていたのに、22日まであるということ。
しかも22日最終日は試験で、これを休むということは、いくら出席率が足りていてもCertificat/修了証明書は渡せないということでした。
事前に事務所に最後の数日休むけど大丈夫か確認してOKって言われたけど、実際はダメだった。ということです。(フランスあるある。「話が違う」)
嗚呼無念。
まあ確かにそうだよなーと思いながらも、色々と食い下がったけどだめでした。
「テストを別の日にしてもらえないか。」
→「だめ」
「次のA2クラスに変更してもらえないか。」
→「A2は今のところ予定がない。そもそも、もう1度A2へ行くことは許されていない」
続けるかどうか悩みましたが、結局このまま授業は続けて受けて、フランス語を磨くことにしました。
A2の修了書はもらえないけど、次のレベルのB1へ行くつもりは今のところないのでとりあえず問題はないかな?
DELF(仏語学力資格試験)のA2をパスしてDiplôme/資格で必要なものに補おうと思います。(先生もそれが最善策だろうと言っていました)
もはや出席とか関係ないのですが、結婚式前の2日間については、特別に休みを認めてもらえました。
なので、なにか事情があって休みたい場合は相談してみるとよいかもです。
私は私の事情があって休みたい、事務所もルールがあって休みを認められない。
そんな間に立って取り持ってくれた先生には感謝感謝です。
初日に行ったこと
午前中は自己紹介と説明会でした。
(本当は説明会じゃなく「自由に話してね」という場だったけど、結局授業についての質問がたくさん出て説明会になりました)
説明会では、以下のようなことが話されました。
- このA2クラスの目的について
→DELF A2をパスするための授業であること。
よってこの授業を受けること自体が目的でない
- A1, A2, B1クラスの違い
→A1はTitre de sejour/滞在許可証を得るために必要なクラス
A2はCarte résident/滞在許可証(10年カード)を得るために必要なクラス
B1はNationalité française/フランス国籍を得るために必要なクラス
ちなみに、Baccalauréat/バカロレア(高校卒業資格)で必要とされるフランス語はC2レベルらしいっす。
そして午後、最初の1時間ちょっとは雑談+Passé composé/複合過去の授業。
「お昼何食べたの〜?」とかから始まって、過去形のお勉強でした。
その後は、3つのグループに分かれて、プレゼンの準備をしました。
発表は月曜日で、テーマは「好きなこと1つに対すること」です。
まだ初日1日しか行っていないからわかんないけど、モリモリ座学というよりはグループワーク中心の授業になっていくのかな〜?と予想しています。
初日はとりあえず楽しく過ごせたので、これから1ヶ月も引き続き頑張っていこうと思いまーす!^^
以前の学校で身につけたアラビア語の挨拶&自己紹介を披露したら、かなりウケがよかった!よかった〜笑
サラマレコ〜ン!