しかも親族側
さきほど、旦那の祖母が亡くなったという連絡が入りました。
義祖父が4年くらい前に亡くなってから、しばらくは一人で一軒家に住んでいたそうですが、私が出会ってからはもうずっとグループホームで暮らしていました。
だいぶ体が弱っていて何か特別な治療が必要とかで、2ヶ月ほどディジョンへ行っていたのですが、つい先日戻ってきたということで、一昨日お見舞いに行ったんです。
それが不幸中の幸い・・・だったのかな。
最後に会ったときとはもう別人のようでした。
ちゃんとした会話はできなくてもずっとニコニコしている義祖母は、もういませんでした。
でももう寝ていたのか、起きていたのか、苦しんでいたのかわかりません。
意識はなく会話はできませんでした。たまに唸るくらい。
その姿がちょうど最期の母の姿と重なってしまって、私は声をかけることもできず、ただただ涙を流していることしかできませんでした。
帰るときに旦那と一緒に「またくるからね。」と声をかけるのが精一杯でした。
声をかければよかった、手を握ってあげればよかった・・・
後悔は尽きないですね。
フランスの葬儀って?
悲しい。
とっても悲しいんですけど、問題はフランスで初めて葬儀へ行くということ。
とりあえずGoogleで「フランス 葬儀」で調べて、片っ端から読んでいます・・・
が!
特にわかりやすかったサイトはこちら。
フランスの葬式・葬儀にまつわる6つの豆知識! | Spin The Earth
知っておきたい!フランスのお葬式マナーと参列準備 | ふらんぽん
とりあえず、一応親族に入るので全身黒のスタイル(黒のニット、黒のパンツ、黒の合皮のバッグ)で行こうと思っています。(ノーアクセサリー)
ただ「墓地は砂地なのでヒールは避けた方がよい」とありますが、黒のヒールかムートンブーツかショートレインブーツしかもっていなくて・・・どうしよう(´;Д;`)
この中だったら、ショートレインブーツがいいかな・・・どうせ毎日雨だし、と思っています。
(なんなら日曜日は雪の予報・・・)
あとは、日本ほど気にしなくてよさそうなので、ちょっと安心。
他にも作法とかはとりあえず他の人を真似て乗り切るしかないかな、と思ってます!
もしフランスの葬儀を経験された方でアドバイスがあれば、ぜひぜひなんでも教えてください><!!!
そして、目についたのがこのサイト。
お葬式の手引き - フランスのお葬式&母国に眠るための豆知識 - フランス生活情報 フランスニュースダイジェスト
確かに。
私がもしフランスで死んだら、どうしてほしいか?
たぶん火葬してもらって、旦那と同じお墓に入れてほしいかなー
いや、わかんないな、まだ・・・
旦那と話し合っておく必要がありますよね・・・
葬儀の後に話題にしてみたいと思います。
日本での葬儀
母は完全に無宗教だったので、亡くなる前「葬儀も無しでいい」とか「遺灰は海にまいて」とかそんなことばっかり言ってた。
だがしかし、父はまだ働いていてある程度の役職もあるので世間体なこともあったし、なによりなにか忙しくしないと気がどうにかなりそうだったので、葬儀を行いました。
ママちゃん、ごめんねー。
母の実家を倣って浄土真宗で行ったのですが、もちろんフランス人の旦那は親族席に座っていて、初めての日本の葬儀。
今考えるとよく務めてくれたなと。
たぶんお経も初めて聞いたんじゃないかな。
私はあんまり旦那にかまってあげれる気力がなくて、というかあの前後のあんまり記憶がない(笑)
とりあえず死にそうなほど吐いてたことだけ覚えてる。。。
実は私、母が葬儀場へ運ばれてからずーーっと嘔吐を繰り返していました。
さすがに3、4回目の嘔吐で父親がやばいってなって救急へ運んでもらいましたが、未だになんだったのかわからない。
それからしばらく物が食べれなくて、心身ともに衰弱しておりましたー。
もう母が亡くなってから1年と2ヶ月経ちますが、未だに毎日想って切なくなります。
友人や知らない人でも、お母さんとでかけてたり、お母さんの話を聞くと「どうして私のお母さんは死んでしまったの?」と思ってしまいます。
(だからと言って、話を聞きたくないとかじゃないです!)
でもそんなときは「今は痛くないところにいるから、ママちゃんよかったね。」って思うようにしています。
それに数年前に出会って仲良くしてもらってる友達は、高校生のときにお母さんが亡くなったそうです。(比べるのもどうかと思いますが、)その子に比べたら私は倍近くの年数を母と過ごせました。
こんな毎日です。
これは時間が解決するのでしょうかね。
何と言っても、母に孫を見せてあげたかったなーという想いは、一生消えないと思います。
その分、父には孫とできるだけ会ってたくさんかまって(貢いで笑)もらって、母と同じお墓に入るときがきたら母にたくさん話してもらおうと思っています。
--- 追記
実際に葬儀に参列してきたことをブログに書きました!