フランスの小学1年生
ボンジュ〜!
前回、フランスの小学校で働いてみて気付いたことを書きました!^^
今回も続けてパート2ですよぉ♪
前回月火とマダム セリンヌのクラスでスタージュさせてもらって、水曜日休み。
木曜日は日本の小学1年生にあたる、CP(6歳)のクラス2つをうろうろしながら働いてみて、たった1・2歳しか違わないのに全然レベルが違うことにびっくりしたので、そのメモメモを残しておこうと思います!
ちなみに最終日の金曜日は先生に交渉して、またマダム セリンヌのクラスでスタージュさせてもらいました!といっても、金曜日の授業後にMarché de Noël マルシェ・ド・ノエル(クリスマスマーケット)があったので、1日中子供達とそこで売るものを作っていました♪♪
これは私の力作、帽子♡笑
もらいました!
正直、CPはしんどかった〜〜〜
前回のCE2(7〜9歳)は質問が具体的なのに対して、CPではまだ知識も未発達で「◯◯(単語)ってなに?」って質問とか「今の先生の話わかんなかった」とかって聞かれるので、
「それ、私も知りたい〜〜〜泣」って感じでした笑笑
ここは正直に「わかんな〜い!先生に聞いて〜^^」って逃れていたので、正直CPではやることなくてつらかった・・・笑
CPについて
- まだ幼い。が故に、全体的に甘えん坊な感じ
- CPのクラスは2つ(19人/18人)
- 単語や動詞の活用を歌いながら覚える
- 発音の違いに重点を置いて授業
→例えば、この日は"b"について勉強。前後にくるアルファベットでどう発音がかわるか練習しながらクイズを繰り返す
→その時に、手話のようなサインを一緒に覚える。というか発音のサインっぽくて、それを覚えてるからクイズの時ヒントになる感じだった - 大文字、小文字、筆記体の違いの問題を解く(まだ違いがわからない子も多くいた)
- 筆記体の書き方を丁寧に練習(日本の漢字練習みたい!)
→日本と異なるのは、各自プチホワイトボードを持っていてそこで練習すること。フランスは紙が高いしね、確かにいいかもね! - もう〜とにかく先生の書く筆記体がとっても美しい!!!!!!!(これはCE2も同様)
- 部屋の中に水道がある(ただし1つ)
→日本みたいに「は〜い!みなさん手を洗ってくださ〜い」なんてのは皆無 - ブロック体で書くときと、筆記体で書くときとあったので使い分けてたっぽい
→どう使い分けてるのか聞けばよかった。たぶん子供たちも書くときは筆記体かな?? - クリスマスの歌を歌う前にただ歌詞を渡して歌うんじゃなくて、歌詞をみんなで挙げて黒板に書いて答え合わせしてから歌う!なるほど、おもしろい。
- CPのひとつのクラスでは19人中なんと8人もメガネをかけていた!!!
フランス人は日本人よりも目が悪い人が少ないと思っていたのでびっくり。しかも6歳で・・・大変やなあ。
学校全体で新たに気付いたこと
- 黒板が観音開き式になっていて、閉じると楽譜みたいな線が引いてあって筆記体が書きやすいようになっている。開けると線はなし。
- 授業に遅れている子どもたちを別の教室に呼んで、大事な箇所に対して集中授業を行なっている(CE2ではクラスに2人くらいだったけど、CPでは半分くらいは呼ばれていた。最初が肝心だからかな?)
- マダム セリンヌのクラスに実の娘がいた!
→日本では親子や夫婦は学校離されるって聞いたことがあるんだけど、フランスは違うみたい。しかも担当のクラスって!笑
みた感じは、他の子と同様に怒られてたし、褒められてたし、子供間での差別などもなさそうだった!
1週間公立の小学校でスタージュしてみて、とても素敵な経験ができました♡
自分の子供はまだいないけど、もしできて大きくなって学校へ行くようになったらこんな感じで過ごすんだな〜とか思いながら眺めていました^^
学校内でのマルシェ・ド・ノエルの風景♪
お父さんお母さんたちは我が子の力作などを買って、先生たちとおしゃべりして楽しんでいました♪♪