フランスについてお勉強
フランス移民必須の市民講座というものがあります。
フランスとはなんぞや、どうやってできたのか、今後どうやって生活するかなどなどを学びます。
計2日間あって、先日1日目を受けてきました!
私はBourgogneのYonne県に住んでいるので、Auxerreの会場に指定されました。
車で30分ほどなので車で行きましたが、AuxerreはさすがYonneの中で一番都会・・・車も交差点の数も多くて必死の運転でした!!笑
電車で行く場合は、たぶんAuxerreの駅からバスに乗るか歩いて20分くらいだと思います。
先輩方のブログをみていると、結構みなさま楽しかった〜!って書いてあったのでとても期待していたのですが・・・
歴史とかは苦手な私はイマイチでした(笑)「へー」ってなもんで、早く終わらないかな〜とずっと思っていました。すんません。笑
勉強になることも多かったのですが、とにかく疲れた、というのが正直な感想です。
説明してくれた方がおもしろかったのが唯一の救いだったかな・・・
移民の人数は12人、うち3人はフランス語圏出身の方々、他3人は東欧の方々+通訳さん、私を含めた残りの6人は英語の通訳さんについて聞いていました。
日常生活でギリギリの英語しか持ち合わせていない私は、もちろん専門用語というかかしこまった英語がよくわからず、調べたり詳しく説明してもらったりで、午前中だけで頭がパンパカパンになってしまって、すっごい疲れちゃって・・・
最後の方は本当に文字通り、右から左〜な状態でした。笑
ちなみに日本ではこういうのないと思うんですよね。旦那が日本人配偶者のビザを取った時はなにもなくて、日本のことよく知らずに住んでたと思うんですよ。
こういうformationが日本にもあれば、いいんじゃないかなーとふと、思いました。
進め方
パワーポイントのスライドを見ながら説明してくれたのですが、1枚先生(前に立っている方がどんなポジションかわからないので、以下先生とします)が説明するごとに通訳さんが話す、というとても丁寧な感じでした。
きっとフランス語を話す3人からしたら、とても退屈だったと思います;
そして理解できなかったりわからない単語があれば、どんどん質問してね、ってことでみなさんとても質問されていました。
こういうところはあまりしゃしゃり出ない日本人でちゃいます。というか別に質問ないしね。
朝の9時からという案内でしたが、またもやコーヒーブレイクから始まりました。
フランスの学校やオフィスはどこもこんな感じなのでしょうか?
あと、お水(2L)が一人一本配られましたが、一人で飲みきれるわけないので、1本誰かが開けたらみんなでシェアって感じで、だいぶ余っていました。
9:15くらいになってもまだ来ていない人がいる、ということでコーヒーを飲みながら雑談しながら待ちます〜
しかも来ていない人のうち一人は東欧系の通訳さんっていうね。もうさすがです〜
1時間ほど遅刻してきたツワモノがいて、ずっと道に迷っていたとのこと。
まあ確かにわかりにくいところではある・・・かもしれない。とたぶん誰もが思っていたけど、、、その人formationの最中も、寝てるかぼーっとしてるか携帯でゲームしてるか、だったんです!まあどこにでもこういうひといますよね〜・・・
午前中が終わる頃には、彼は迷ってたんじゃなくて単に遅刻したんだろうな、と思っていました。
ただ遅刻したことは結構強めに注意されていたんで、今後行かれる方気をつけてくださいね。
終わったのは17時でした!予定通り。
お昼は12:00〜13:20で、隣の建物にあるカフェテリア的なところのご飯が無料だったのですが、味はイマイチでした。笑
友達もいないしどうしようと思ったらインドの女の子がついてきて、第一印象が微妙だったので二人は避けたいと思い、近くにいた女性と相席しました。
味はイマイチでも、お腹空いてたし、フランスのカフェテリアだからこんなもんかと完食したのですが、インド人の女の子は受付不可だったようで「私無理!」といって持参していたポップコーンを食べていました。笑
そしたら相席していた女性が「あのね、これからフランスに住むんでしょ?こんなの食べてられなかったらダメよ!」と言って促しましたが、インド人の子は悪気のない様子で「インドではこんなの食べない」と言って完全拒否でした。
まあいいけどね、自由だけどね、知らんけどね。
ってゆうか次も同じところなので、昼食困るわー。もうちょい美味しいといいんだけど!笑
内容について
内容としては、フランスの歴史(おおまかなイベント)、現在のフランスの地方・県・市の数、税について、権利について、、、などなど
たくさん勉強になったんですが、一番面白かった話題は
「フランスで顔を隠すことは禁止されている」ということ。
そもそもの発端は、犯罪者(テロリスト含む)が顔を隠して犯罪を犯すことを防ぐためらしいのですが、例えばイスラム教の女性が顔を隠して外を歩くこともフランスでは禁止されています。
(そもそもフランスでは、宗教的な服装自体NGらしいんですが・・・)
もし顔を隠した状態で外を歩いていると、警察に捕まっても文句は言えないとのことです。
この話題が出た時に「日本人!忍者の格好しちゃだめだよ」と笑いを取ってからの「マスクも気をつけなさいよ!」と注意を受けました。
外国人と接する機会の多いformationの先生は、アジア人がよくマスクをしていることは有名なようです。それが風邪が移らないよう、移さないように考慮されていることも先生はご存知でした。
ただ、フランスではやめたほうがいいでしょう。この時は話されませんでしたが、
フランスでのマスク=かなりやばい病気(感染病など)を持っている人 というレッテルを貼られかねません。
私の母もフランスへきた時にマスクをしていたんです。(その時は禁止であることは知らなくて、ただマスク=変な人と思われるいう認識でした。)
もう闘病していて、術後医者に内緒で無理やりフランスへ来たので(笑)、風邪とか移りたくない、というか移されたら困る!ということでマスクをずっとしていました。
そういう意味では、病人のマスクなので間違いはないのですが・・・
特に人の目も気にせず過ごしていましたが、あるスーパーへ入った時にすれ違ったおばあちゃんにものすごく邪険な顔をされ、フランス語でバァー!となにか言われました。
雰囲気からするとなにか罵られたんだと思います。
私も母もとても傷つきましたが、風邪を引くよりもましなので気にしないことにしました。
日本人にはなんてことないマスクですが、外国ではそうもいかないので、気をつけてくださいね!
これ、とっても大事なことなので、ぜひフランスへ行くご家族やご友人と話題にしてほしいです!
その時たくさん質問が出ました。
Q:バイクに乗る時は?冬は寒くて顔全部覆っちゃう
→ A:バイクは大丈夫だと思う。ただ降りてお店に入るときは、必ずヘルメットを取って、マフラーなども顔が出るようにした方がいいだろう、とのこと。
Q:スキーのときは?
→ A:スキーも同様だろうね。ってゆうかスキーしながら犯罪するの難しくない?!
(一同爆笑)
という感じでおもしろかったです^^
スキーしながら犯罪っていうので、私は映画のTAXIを思い出しました!
確かありましたよね、窃盗団がスキーしながら逃げるシーン。笑
ちなみにTAXIはフランスの映画なんですよ〜!確かマルセイユが舞台です。あの映画大好き!また見たくなっちゃった!^^
ミニテスト(クイズ)
終了間際にミニテストがありました。
今日学んだことが要約された問題が12問あって、通訳さんが英語で通訳してくれながら解きました。
どこかのブログで「みんなで話し合って回答した」とあったのでそれを期待していたのですが、ここでは個々で解いて最後みんなで答えを確かめあって提出、という感じでした。
私はフランス語も英語もよくわからんままなんとなく理解してしまったので、「これかな~?チラッ」と通訳さんの反応をみながら回答しました。笑
たまたま全部あっていたのでよかったー。
逆隣のバングラデシュの男性がとても熱心で、私に答えと説明を教えてくれたので、それも助かりました。
一人じゃ絶対できなかった!はー、みんなありがと~!!!
そんな感じで formation1日目終わりでーす。2日目は1週間後。
それらが終わったら、とりあえず滞在許可証関係は終わりかな!わーい!
銀行口座の開設も、ソシエテセキュリテ(健康保険)の加入も、運転免許証の切り替えも一応1歩進んだところです。
進展があればまた書いていこうと思いまーす!
では!^^
お昼休みに散歩したときに近くでみつけた教会。
St. Peter's Church